MDAホーム 特集 Smile for All ~東日本大震災復興に向けての応援メッセージ~

特集


このたびの東日本大震災におきましては、多くの方々が被災され、また多数の犠牲者が出ておられる大変胸の痛む現状となっております。被害にあわれたすべての皆様に、謹んでお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げます。

まだ余震も続いている中、被災地の皆様やそれを支援する方々の心中は察するに余りある状況です。復興のため、長期にわたる体制作りが求められ、日本中が「何ができるのか」を懸命に模索し、そして、現場の声を聴きながら少しずつでも行動に移す、という流れが次々と生まれています。

Medical Design Award 2010では、「Smile for All 〜みんなの笑顔はみんなでつくろう~」と題して、MDAに関わる、または応援してくださっている皆様からお寄せいただいた、東日本大震災復興に向けた「応援メッセージ」を随時掲載してまいります。「Smile for All」 ひとりひとりの、そして、みんなの「笑顔」をみんなで作ることを、これからも考え続けます。
※メッセージは随時掲載してまいります。       

実行委員会・運営事務局より

実行委員会・運営事務局メンバー 各プロフィールはこちら

飯島 ツトム【実行委員長】 2011.4.8

被災地の方々との電話やメールのやりとりで、緊張と不安の中で安穏なこころで行動することの大切さを感じています。また、速やかにしかも的確に行動できるということは、日々の稽古によって磨いておく以外にはないということが、デザインの世界でも言えると改めて考えました。
悲しみや、困難を乗り越えて、確実な歩みを勧めていくのには、みんなの連帯と、根本的な治癒をデザインの力で掘り起こす意志が必要です。
  悲しみや、困難を乗り越えるためのデザイン
  こころの平安を取り戻すためのデザイン
  いのちを救う仕事を支援するデザイン
様々なデザインが深い祈りの中から生まれ出て、いち早く人々の生きる力につながっていくことを希望します。
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手取屋 岳夫 【副委員長・審査員兼任】 2011.4.8

心臓外科医として心臓手術を更に頑張り、僕個人が関わる心臓血管手術1例毎に募金します。
みんな!がんばろ!まだまだできることあります!!きっと。
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阿久津 靖子 【副委員長】 2011.4.8

この度の東日本大震災に被害にあわれた地域の皆様に、お見舞い申し上げます。未曾有の災害であるこの震災から1か月が経ちますが、いまだ手つかずの場所も残っており、医療・介護施設の倒壊や医療情報の喪失によって、医療サービスの継続が困難な状況が続いています。
被災地では、国・地域を超えて多くの医療者が支援を行っています。自分が普段担当する地域の医療も守りながら、時間と労力を被災地の医療支援に注いでいる関係者の方々には頭が下がる思いです。
復興のためには、長期間が必要とされ、多くの課題が山積しています。災害に強い地域医療・介護がどうあるべきなのか、緊急時にも継続できる医療のあり方とは何か、言葉や施術方法の壁を超えたチーム医療として必要なものは何か。
その課題解決のためには、様々な分野からの知恵の集積が必要です。今回の震災に際して実行委員会では、応募期間の延長だけでなく、災害における医療への課題募集も慎重に検討いたしました。応募期間が短いため、今年度の新設部門設置は見送りましたが、次年度での導入を引き続き検討してまいります。
メディカル・デザイン・アワードを通じて、現場解決のための知恵が集積され、ともに震災を乗り越えることができるように力を注ぐことが出来ればと願っています。明日の笑顔を作るために、多くの方々の知恵を、是非お寄せ下さい。
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八村 大輔 【事務局長】

幾度となく天災に見舞われる日本。しかし、今回その規模も内容も今までとは遙かに違い、皆が自分事に捉えて僅かでも何かをし始めている。この関心と行動の連鎖が、これからの私たちをより強くするはずだと思う。

MDA事務局では「今わたしたちにできること」を長時間にわたり議論した。災害対策に貢献できる部門を新設するなど様々なアイデアが出たが、慎重に検討を重ねた結果、応募期間を延長するに留めた。そもそも、本アワード企画やそのベースであるLMDPという活動自体が、 “超高齢化社会の様々な課題”を克服するためのものだからだ。

この高齢化問題は、じわりじわりと起こり始め、そして気付きにくい。しかし既に社会全体に変化を強要し始めている。

すべての日本人が、強い意志を持って乗り越えなければならないと感じている今こそ、こうした「課題克服への創造性」を働かせ、その努力を世界に発信していく役割がある。

正しい情報を選び、考え、伝える。
冷静に、そして明るく前向きに、確実に行動すること。

お亡くなりになられた方々へのご冥福を祈り、今も行方不明の方々、そして避難を余儀なくされている方々とそのご家族や関係者すべての皆さまに、謹んでお見舞いを申し上げ、改めて、「私たちだからこそできること」をここで表現していくことを誓いたい。
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応募受付期間:2011年1月15日(土)~4月30日(日) 参加資格:どなたでも

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