MDAホーム 2010年度プログラム

2010年度プログラム

医療・介護が直面する具体的な課題内容については、協賛企業、協力機関の医療サービスコンソーシアムからご提案いただきました。詳細は下記をご覧ください。
医療・介護業界での経験がある方やデザイナーの方、そして一般の方々も、ご自身の「気づき」や「想い」をカタチにして、ふるってご参加ください。

課題部門

▼未来デザインカテゴリー
移動部門
コミュニケーション部門

▼課題解決デザインカテゴリー
入院生活部門
療養環境部門
情報部門
介護部門

▼現場アイデアカテゴリー
在宅医療部門
輸液ライン部門

未来デザインカテゴリー

医療・介護現場で現段階ではまだ広く利用されていない、セグウェイなどのイノベーティブ(革新的)なツールを活用し、近未来の医療・介護現場をより良くするためのデザインを考えるカテゴリーです。

移動部門

「医療・介護現場を救う革新的な移動活用アイデア」

スペシャル
コンテンツ
医療・介護施設におけるセグウェイの可能性とは?
課題内容
  1. 医療機関や高齢者施設での移動体の活用アイデア
    医療機関や高齢者施設内におけるセグウェイ本体の活用アイデア、利用方法を募集します。
  2. セグウェイ動力源を活用した医療分野でのマシンデザイン
    セグウェイの動力源そのことをベースに、新たな活用方法を募集します。施設内に残る段差や階段をスムーズに移動できるものや、物品を専門に運搬する移動体としてのアイデアなど、革新的な応募をお待ちしています。

本部門の協賛企業からの参考資料は諸事情によりご用意できません。何卒ご了承ください。

応募資格 不問
応募上の注意 作品はA3用紙(その他書式は問いません)にてご提出ください。
可能であれば、イメージしやすいもの(図や絵、写真等)を添えてご応募ください。
採用作品には サービス実施に向けて取り組みます。
企業 セグウェイジャパン株式会社

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コミュニケーション部門(ITヘルスケア学会後援)

「院内における円滑なコミュニケーションの為の仕組みづくり」

スペシャル
コンテンツ
院内における円滑なコミュニケーションの為の仕組みづくり new
課題内容 医療の現場ではICT化など今後さらに進化することは周知の事実です。未来の医療空間はこれまでの医療を改革するだけではなく、全く新しいソリューションで設計されるべきものなのかもしれません。コクヨでは医療環境を快適にするためにはコミュニケーションが重要だと考えています。医療のあらゆるシーンで発生する“コミュニケーション”がより円滑になる解決策、ツール、ICTを最大限に活用できる空間・環境を具体的に広く募集いたします。

  1. 病院内でのコミュニケーションの仕組み
    ・病院内で医療従事者(医師、看護師、コメディカル)同士が円滑にコミュニケーションをとるための環境、仕組みやツール
    ・病院内で医療従事者と患者その家族が円滑にコミュニケーションをとるための環境、仕組みやツール
  2. 医療現場での新デバイスの活用方法
    ・医療現場のIT化を快適にサポートする為のツールとその利用シーン
    ・iPad、iPhone、GALAPAGOS、Androidなど新しい携帯情報端末を医療現場で有効に活用するアイデアとその利用シーン

協賛企業からの参考資料ダウンロードはこちら

応募資格 不問
応募上の注意 作品はA3用紙(その他書式は問いません)にて、ご提出ください。
図、動画、写真、イラストなどを活用しイメージしやすい形式で応募ください。より具体的な提案を希望いたしますが、アイデアベースでもOKです。
採用作品には 商品化に向けて取り組みます。
企業 コクヨ株式会社

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課題解決デザインカテゴリー

入院時の病衣や病院での待ち時間の過ごし方、医療と介護の連携など・・・現在の医療や介護の現場が抱えるさまざまな課題を解決するためのデザインを考えるカテゴリーです。

入院生活部門

「より快適な療養生活のための衣類とサービス」

スペシャル
コンテンツ
入院環境を快適にサポートするサービスとは
課題内容
  1. 入院セットの新しいパジャマの提案(呼名および、素材、デザイン性)
    既成概念にとらわれない、新しい呼名、素材、デザインを募集します。
    参考情報:厚生労働省規定に基づく熱湯による消毒(80℃以上の熱湯に10分間以上浸すこと)を実施しています。こうした洗濯に耐えうる耐久性を備えた素材で、機能性、快適性を加味したものを考えてみてください。
  2. 入院生活におけるサービスデザイン
    コンシェルジュサービスや院外からのデリバリーサービス、院内のワゴンサービスなど、患者さんの生活の質を高めるための新しい人的なサービスデザインを企画してください。
  3. 院内作業員ユニフォームのデザイン
    「リネン管理」「ベッドメイキング」「清掃」「院内洗濯」「縫製」など業務に合ったユニフォームのデザインを募集します。業務のイメージアップ、作業員のモチベーションアップ、柴橋商会の代名詞となるようなユニフォームを期待します。

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応募資格 不問
応募上の注意 作品はA3用紙(その他書式は問いません)にてご提出ください。
必要に応じて、衣服現物、または、デザイン画やイメージしやすいもの(図や絵、写真等)を添えてご応募ください。
採用作品には 商品化に向けて取り組みます。
企業 株式会社柴橋商会

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療養環境部門

「療養空間を豊かにする家具(間仕切り家具)の提案」

スペシャル
コンテンツ
療養空間を豊かにする家具(間仕切り家具) new
課題内容 多床室のベッド間仕切りで「患者さんのプライバシーの尊重および安全性」と「看護のしやすさ」を両立できるデザイン・しくみについて、下記の3つの視点から療養環境内のベッド周りの家具を考えてください。

  1. 患者のプライバシーを尊重する間仕切り家具のデザイン
    複数人が同時に入院生活を送る多床室では、従来より、ベッド間を天井からの吊りカーテンで仕切ることが一般的になっており、患者さんのプライバシーの尊重がされにくい状況にあります。今回の課題では そのカーテンに変わるような「間仕切りの置き家具」としての切り口で、最適なベッド間の新たな家具デザインをお考えください。
  2. 看護業務に支障をきたさないベッド周りの新たな家具とは?
    患者のプライバシーを守りながらも、転倒や転落、衝突防止といった安全性の確保や見守りも重要な課題ですし、同時に看護・介護のしやすさも十分に考慮する必要があります。
    看護師の日夜の看護業務や処置・治療時にじゃまにならず、安全性を確保でき緊急時の対応が取りやすいような、ベッド回りで使われる新たな家具デザインを考えてください。
  3. 多床室のベッドまわりで「患者さんの快適性向上」をテーマとするこれまでにない家具とは?
    現在、患者さんが希望される場合快適だと認められたベッドに対して、入院費用に追加して差額ベッド料を患者さんから頂くことができます。患者さんに「これなら差額ベッド料を払っても良い」と思って頂けるような快適性を満たし、こんな機能があれば便利で快適という新たな家具を考えてください。
応募資格 不問
応募上の注意 作品はA3用紙(その他書式は問いません)にてご提出ください。
模型や現物などについては写真を内容に含んで下さい。
採用作品には 商品化に向けて取り組みます。
企業 株式会社岡村製作所

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情報部門

「医療における理想的な情報発信について」

スペシャル
コンテンツ
医療における理想的な情報発信について
課題内容
  1. 医療機関で待っている患者さんや来院者のための映像コンテンツ
    診察までの待ち時間、患者さんや家族は病気のことで不安になったり、イライラしたりします。診察前に自分の病気や診察する科目の知識が事前にわかれば、医師や看護師に的確な相談をすることもできます。医療機関の待合室だからこそ出来る効果的な映像コンテンツを応募ください。
    <アイデア募集例>
    ・患者本人、付添いの方を元気づけるミニドラマ
    ・潜在患者を医師に正しく相談させる○○症の疾患啓発映像
  2. 医療機関待合室を使った医療・健康情報の発信プラットホームの企画
    医療機関待合室は不特定多数の患者さんがいる公共の施設であり、ここで流される医療健康情報には大きな信頼性があります。この場所を使って、医療健康情報の発信を促進させるようなモデルを企画してください。入賞された提案は、医療機関施設500カ所程度をテストケースとして実施し、アンケート調査を行いその効果を検証します。
    <アイデア募集例>
    ・○○症撲滅に向けた公的機関、企業との情報発信プロジェクト
    ・同じ病気で悩む患者のコミュニティーサイトと参加募集・活動報告プロジェクト 等

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応募資格 不問
応募上の注意 【テーマ1】なるべく下記条件の動画をCD-ROM等のメディアに格納の上、ご応募ください。
(編集元データはそのまま保存しておいて下さい)
●180秒以内で画面アスペクト比が16:9の動画コンテンツ
●Windows Media形式、或いはQuickTime形式動画ファイル

なお、音声は出力されますが、医療機関では大きな音は出せませんので、音声がない場合でも内容が理解出来るようご配慮下さい。
また、動画コンテンツが制作出来なかった場合でも、絵コンテ等による応募(書式自由)も可能とします。

【テーマ2】A4またはA3用紙(書式不問)の企画書をご提出下さい。
なお、社会的意義や関係団体を明記し、継続性・発展性を伴った企画であることが望ましいです。

採用作品には 全国500カ所程度(月間視聴者183万人)の医療機関にて放映予定。
企業 株式会社メディアコンテンツファクトリー

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介護部門

「病院から介護施設へのスムーズな移行」

スペシャル
コンテンツ
現在の高齢者施設の種類と特徴
課題内容 患者さんが退院する際、直接、介護施設に移行するケースが増えています。そうしたとき、医療側と介護側のコミュニケーションには多くの課題があります。病院から介護施設へスムーズに移るためのアイデアを募集します。

  1. 医療と介護における情報の共有化に向けたアイデア
  2. 医療施設から介護施設に直接退院するときのサービスシステム

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応募資格 不問
応募上の注意 企画書形式にてご応募下さい(形式は問いません)。
ただし、本課題を解決するためのサービスやアイデアを考案・応募いただく前提として、次の2点を十分に理解していただく必要があります。

1) わが国の医療保険制度は、全ての国民が等しく医療サービスを受ける権利を有する「国民皆保険」ですが、介護分野はそうではありません。介護サービスを受けるための現行制度における仕組み、介護サービスのレベルなど、介護制度の仕組みを把握する必要があります。
2) 自身が退院後に生活していくために必要な介護要件を、病院→高齢者自身・家族→介護施設へと伝達していくことの重要性をご理解ください。

採用作品には 業務に採用する場合があります。
企業 株式会社 リンクス(65+[ローゴプラス])

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現場アイデアカテゴリー

色や形にすることだけが「デザイン」ではありません。現場で医療に直面する人々のアイデアや工夫もデザインの一つです。
このカテゴリーでは、在宅医療での環境改善や、医療機器・輸液ラインの使用など、臨床現場において医療従事者や患者とその家族が実際に行っている工夫や、課題解決のためのアイデアを広く募集し、現場の問題解決のありかたを賞することを目的とします。

在宅医療部門

「より安全で快適な在宅医療に必要となる製品のアイデア・使い方の工夫」

スペシャル
コンテンツ
在宅医療が安全で快適であるための現場アイデア new
課題内容 在宅医療は、近年の臨床医療の現場において、より良い医療を提供するアプローチのひとつとして取り入れられ、さらに発展し続けています。
しかし実際には、「家庭で治療を行うことができる」というメリットと「医療従事者の目が届きにくくなる」というデメリットなど、患者さんやご家族は日々複雑な実情に直面されており、在宅医療分野には非常に多くの課題が存在しています。
今回の課題では、下記の状況における患者さんやご家族が、より安全で快適な在宅医療を送るための現場ならではのアイデアや既存製品での使い方の工夫を募集します。

  1. 人工透析(血液透析や腹膜透析)を受けている
  2. 経管栄養(経鼻胃管栄養法)を行っている
  3. 痛みの管理(手術後もしくはガン性疼痛管理)を行っている

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応募資格 不問。在宅医療の現場で行われているさまざまな工夫を募集します。
応募上の注意 可能であれば、文章だけではなくイメージしやすいもの(図や絵、写真等)を添えてご応募ください。
採用作品には 商品化や品質向上に向けて取り組みます。
企業 株式会社ジェイ・エム・エス

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輸液ライン部門

「臨床現場における輸液ラインの管理・実施方法の工夫」

スペシャル
コンテンツ
安全な輸液ラインの管理・実施の工夫のために new
課題内容 点滴による静脈注射で水分や電解質などを投与する輸液。その導線となる輸液ライン(シリンジポンプ、輸液ポンプを含む)の使用頻度が増えるにつれ、輸液ラインに関する医療事故も後を絶たないのが現状です。
正確かつ安全に輸液を注入できるような医療環境を維持するためには、医療従事者が輸液ラインの取り扱い方法を正しく理解すると同時に、スタッフ間での情報共有を深め、利用する環境も含めた「より良い管理・実施方法」をブラッシュアップしていく必要があります。
この課題では、下記3点について現場のみなさまからの応募をお待ちしております。

  1. 院内各部署での使用工夫の実際
    例:外来・入院の治療現場や手術室・透析室での医療過誤を防ぐための工夫
  2. 危険回避に向けた注意喚起の方法
    例:医療従事者同士、医療従事者と患者のコミュニケーションでの注意喚起の工夫
  3. 教育・研修方法
    例:輸液ラインの扱いに関する教育システムの工夫

本部門は協賛企業を定めていないため、参考資料はございません。あらかじめご了承ください。

応募資格 不問。医療・介護の現場に直面する医療従事者、患者さんやそのご家族などから、現場で行われているさまざまな工夫を広く募集します。
応募上の注意 可能であれば、文章だけではなくイメージしやすいもの(図や絵、写真等)を添えてご応募ください。
採用作品には 協賛各社などから商品化の可能性があります。
企業 協賛社はとくに定めておりません。

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【2010.12.24 MDA運営事務局よりおしらせ】
あらたに「コミュニケーション部門」「療養環境部門」の2部門が追加されました。
また、各課題の応募上の注意事項を追記いたしました。

【2010.12.3 MDA運営事務局よりおしらせ】
各課題の方向性をご理解いただきやすいよう、12月3日より課題を下記の3つのカテゴリーに区分いたしました。
また、これまで「特別部門-医療従事者限定-」としていたテーマ「輸液ライン」については参加者の限定を解除し、「在宅医療部門」とあわせて、患者さんやそのご家族も含め「各現場に直面する方」のご応募も受け付けることといたしました。

医療従事者のみなさまへ
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応募受付期間:2011年1月15日(土)~4月30日(日) 参加資格:どなたでも

応募方法についてはこちら

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